理想の母親
どんなものでしょうか
初めて妊娠が分かった時
嬉しさと同時に
こんな私が子どもを育ててよいのだろうかと
とても不安になったのを覚えています
たくさんの育児書を買い込み
生まれてくる子どものために
何とか正しい子育てをしたいと
思っていました
育児書を頭に叩き込んで
マニュアル通りにこなす育児は
時にとても苦しいものでした
子どもには一生懸命関わりましたが
イライラは夫に向かいました
今ならどんな子育てをするかな?
と想像します
確かに赤ちゃん期は
その能力を最小の努力で最大限
伸ばせる時期ではあるので
そこは意識しつつも
この子は何をしに生まれて来たのだろう〜と
目の前の赤ちゃんをよく観察して
自分がしたいことを
自分が楽しいことを
まずはそこを大切に
子育てするのかもしれません
理想の母親
林真理子さんが何かに書かれていました。
「おしゃれで奇麗で、いきいきと働いていて、だが、子供を第一に考えている母親、これが子供が考える理想の母だろう。だが、子供の理想通り生きていける母親なんて、世の中にそう何人もいない。配偶者のことも含めて、母はいつも悩んでいる。その悩みをどこまで子供に見せていいのか、母はそんなことの繰り返しではないだろうか。」
そもそもここでいう子供の理想通りに生きている母親像が、万人に当てはまる真実だろうかと考える人がどのくらいいるでしょう。
子供の魂の成長からみる理想の母親像は、それぞれに異なり、そして我々の予想をはるかに超えたものです。
今の環境が魂の成長にとって最も有効な状況であると聞いて理解したつもりでも、実践が伴わないのは、上辺に惑わされるエゴが優位に立っているからかもしれません。「配偶者のことを含めて、母はいつも悩んでいる」
悩んでいる原因は自分のなかにあり、それもまた、成長のためのチャンスです。
どんなに悩みを子供に覚られないよう努力しても、それらはしっかりと波動で伝わっており、たとえ今を平穏に過ごせたとしても、必ず子供の人生に何らかの形で影を落とすことになります。
もちろん、それは子供の学びである場合もあるでしょう。
しかし成人前の子供においてはやはり、母親の心の在り方というのはその後の人生においても非常に大きい影響力があります。
理想の母親は、誰かの真似をしたり、誰かになろうとしている限り、成しえるものではなく、肉体をもって個人として生きているあなたが、自分で探求して到達する、唯一無二のものなのです。
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