思考の現実化
思考の現実化
「目の前に展開している現実は全て自分が創り出している」ということを考えれば、思考は既に現実化していると言えます。
そこで思い出していただきたいのは、多くの人が普段意識しているのは、全体の10%程度にすぎず、残りの90%は無意識であるということです。
意識と無意識の例として、初めて訪れるところなら、地図などで道を確認しながらたどり着くでしょうが、通勤や通学で常に道順を考えながら歩いている人はほとんどいないことなどがそうです。
望んでいることを現実化するためには、大半を占めるこの無意識を意識することが大切です。
意識していることとしていない無意識にずれがあれば、10人対90人で綱引きをしているようなものだからです。
多くの日本人は、人を思いやるように育てられ、学校でもそのように教育されますので、自分の気持ちより他人の気持ちを優先しがちです。
そういったことが習慣化しているので、自分のことを自分で分からなくなっている人が少なくありません。
それに気付くためには、感情を蔑ろにしないことです。
喜怒哀楽はすべてセットなので、怒りや悲しみを押し殺していると、そのうち喜びや楽しみも感じられなくなっていきます。
顔や態度には出さなくても、その感情をなかったことにせず、落ち着いたところできちんと自分自身に向き合うことが大切です。
望んだことがなかなか現実化しないと、諦めてしまう人も少なくありませんが、これまで無意識を意識していなかったなら、望むことを現実化するには時間が必要なこともあります。今は過去の思考(無意識)が現実化しているのかもしれません。
いずれにしても、スピリチュアルな成長に忍耐は必要です。
だからこそ、できるだけ知恵を絞り、楽しんで進んでいきましょう。
このブログで書いている様々は、決して机上の空論ではなく、私自身が生きてきた中で実際に感じ、体験してきたことです。私だからできたということは一つもありません。誰にでもできることばかりですので、ご自身の人生に役立ちそうだと思われることがあれば、読んで終わりではなく、是非試してみてください。
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